秋の改変期は、いろんなことがあるもので

ゆず北川、連ドラデビューでいきなり準主役
フォークデュオ、ゆずの北川悠仁(31)が、10月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「イノセント・ラヴ」(仮、月曜後9・0)で連ドラ初挑戦することが25日、分かった。しかも主演女優の堀北真希(19)の相手役という大抜てき。実は、ゆずのブレーク前、俳優活動もしていたという北川。「新たな自分への挑戦として頑張ります」と久々、そして初の大役に意欲を燃やしている。
今作は“現代の孤独”をテーマに、世間から疎外されたヒロイン・佳音(かのん、堀北)が、幸せを見つけるまでを描く現代版シンデレラ・ストーリー。その堀北が一途に愛する相手・殉也を演じるのが、ゆずのリーダー、北川だ。
あまり知られていないが、北川は、ゆずが軌道に乗る前の一時期、俳優として活動。これまでテレビ朝日系「名探偵保健室のオバさん」(平成9年放送)などに出演、8年公開の映画「オールナイトロング3最終章」では、ナント主演を務めた過去がある。10年にゆずがブレークし、音楽活動がすべてとなった。
だが、今回、久々の俳優業、しかも初の連ドラ出演で準主役という大役に抜てき。北川は「とてもビックリしましたが、新たな自分への挑戦として、いまできることを精いっぱい頑張ります」と、オファーを受け入れた。
演じるのは、明るく天真爛漫(らんまん)に振る舞いながらも、内側に深い悲しみを抱えているピアニスト、という難しい役柄。フジテレビの中野利幸プロデューサーは「彼の内面からにじみ出る色気がドラマに反映できたら、すてきな化学反応が起こると思う」と期待している。
ゆずも昨年デビュー10周年を迎え、ますます波に乗っているところ。北川は「この経験が、これからの音楽活動にも刺激を与えてくれることを楽しみにしています」と、相乗効果に期待を寄せる。
ライブでは、ハンドマイクを持ってステージを縦横無尽に駆け回り、さわやかな明るい笑顔を振りまいている北川。彼の俳優時代を知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮に映りそうで、大きな話題となるのは間違いない。
サンケイスポーツ - 8月26日8時2分)

面白い組み合わせですな。