明かりを消そう、そして心に灯をともそう

キャンドルナイト夏至の夜照らす−−サントリーミュージアム天保山]/大阪
◇フロアに「光の回廊」−−ガレの展覧会も
大阪市港区海岸通1の美術館「サントリーミュージアム天保山]」で夏至の21日夜、空き瓶と廃油を再利用した「キャンドルナイト」が行われる。フランスを代表するガラス装飾芸術の巨匠・ガレの展覧会を開催中で、自然を愛したガレにちなんで企画した。
キャンドルナイトは、電気を消して省エネや地球温暖化を考える運動。同ミュージアムでは、午後8時から2時間消灯。2階ロビーは入場無料で、フロアに並べた約1000個のロウソクで「光の回廊」を演出する。
ロウソクの一部は、近くで活動するNPOから提供を受けた廃油から作った。ロウソクを入れる瓶は、来場者らから集めたジャムや洋菓子などの容器で、子どもたちがイラストを描いた。
一方、展覧会「ガレとジャポニスム」は4、5階のギャラリーで、19〜20世紀のガレのガラス工芸品と、デザインの一部を取り入れたとみられる日本の美術品の計約140点を展示。当時、欧州の芸術家が作品に和風テイストを取り入れるムーブメント「ジャポニスム」が起こり、ガレの作品にも影響が色濃く残っているという。
7月13日まで。午前10時半〜午後7時半(21日は午後8時)。当日券大人1300円〜小・中学生600円など。問い合わせは、同ミュージアム(06・6577・0001)。
毎日新聞 - 6月20日15時1分)

ライトダウン:「夏至に消灯」広がる 高崎は市ぐるみで取り組み/群馬
夏至(21日)の夜に電気を消して過ごす「ライトダウン」への取り組みが全国に広がっている。高崎市は「たかさきライトダウン2008」と名付けて、市内の会社や家庭に21日から25日までの間、午後8時から2時間消灯するよう呼びかけ、参加を表明した人を市のホームページに掲載している。夏至の夜は「ろうそくをともし、スローなときを過ごそう」という「100万人キャンドルナイト」も併せて行われる。
高崎市役所は21日が土曜日のため、23日に午後8時から2時間、全館消灯。本庁舎への入館も規制する。5支所も消灯する。
高崎市立北小の環境グループ「高崎北小エコクラブ地球防衛隊」では、メンバーが各家庭で電気を消し、テレビも見ないようにするという。
高崎高島屋は屋上ビアホールの営業終了後、直ちに屋上のネオンや、1階入り口などの照明を消すなど、企業の参加も目立つ。
また、県庁は21日午後8〜10時、通常実施している県庁昭和庁舎と群馬会館、議会庁舎の3棟のライトアップをやめ、消灯する。
このほか、前橋市内では国道17号にかかる「平成大橋」や、大型ショッピングモール「けやきウォーク」の外看板と立体駐車場などが21日午後8〜10時に消灯する。
伊勢崎市の市民団体「歩く街の会」は21日午後5時から、同市大手町の「ほのじ」で、地球温暖化の危機を訴える映画「不都合な真実」の無料上映会を開く。参加者は1人1本ろうそくを持参し、電気代わりの明かりに用いる。先着50人程度まで。問い合わせは同会の堀澤宏之さん(0270・75・1288)へ。
夏至の日に加え、北海道・洞爺湖サミット開幕の7月7日にも、県庁をはじめ多くの施設がライトダウンに取り組む。
(毎日jp - 6月20日

100万人のキャンドルナイト夏至の夜空に、エコの火ともす−−きょう尼崎/兵庫
◇収益を岩手・宮城内陸地震被災者に
電気を消して一緒に夜空を見上げよう−−。環境について考えるイベント「100万人のキャンドルナイトinあまがさき」が夏至の21日午後8時から10時まで、尼崎市東七松町1の尼崎市役所東、橘公園で開かれる。市立北難波小の全校児童が廃油で作ったキャンドルに参加者が一斉に火をともすほか、キャンドルの一部をカンパ形式で販売し、全収益を岩手・宮城内陸地震の被災者に義援金として贈る。
キャンドルナイトは、日本ではスローライフ運動の一環として03年6月の夏至に始まり、地球温暖化など環境問題への関心が高まる中、各地に運動が広がった。尼崎では3回目となる今回は午後8時からキャンドル点灯式を行い、夜空を照らす。
キャンドルは、義援金の趣旨に賛同した尼崎市内の飲食店や油脂製造会社などから廃油や凝固剤の提供を受け、当初予定より追加して作った。そのほか、アコースティックコンサートや市民団体による活動紹介があり、ドリンクや野菜の販売コーナーも設けられる。
参加無料。雨天中止だが、小雨なら決行。問い合わせはNPO法人・コミュニティ事業支援ネット(0798・23・3738)。
(毎日jp - 6月21日)

どんな思いで空を見上げていたんでしょうね・・・


今日も全国で、いろいろやるみたいですよ。
(→http://www.candle-night.org/jp/