誰しも経験があることだが

くるり岸田繁 過去に「死ねば」と言われたいじめ告白
ロックバンド「くるり」のボーカル・岸田繁(31)が過去のいじめを自身のブログで告白した。
岸田は最近の物騒なニュース(恐らく荒川沖連続殺傷事件や岡山駅突き落とし事件)について「とても不気味。でも、もう不気味とか言うてられへんのはみんなわかってるはず。そういった事件が起こる背景にみんな気付いているのに、黙認」と書いている。
岸田はこのような世の中を憂いているのだが、このように切実に感じるのには、過去の辛い経験も影響しているのかもしれない。岸田は20年前、中学受験のために通っていた学習塾で「オマエ死ねば」と言われ続けていたのだという。この言葉にとても傷ついた岸田は「この言葉は、いまだに胸の奥に残っている」と告白する。
もちろん、いじめをするのは「人」ではあるが、岸田は「死ね」という最悪な言葉と同じような現象・モノが最近増殖していることも指摘する。「人件費削減や、いろんなモノゴトのマニュアルの徹底など、善かれと思ってやってることがどんどん裏目に出てる」、「最近の日本には、感じることの重要性をまるで無視したかのようなモノゴトに溢れている」とも語り、実に生きるのが難しい社会になっていることを実感しているようだ。
(アメーバニュース - 2008/3/28 16:37)

だが、生きてそのことを冷静なまなざしで見つめることは必要だ。