パキスタンの次の花

「信頼を置いてくれたことに感謝」 ブット氏長男19歳ビラワル氏
パキスタン人民党(PPP)の後継総裁に選出されたブット元首相の長男、ビラワル・ブット氏(19)は30日、PPP幹部会議後に行われた記者会見で、「私をPPP総裁として信頼を置いてくれたことに感謝を申し上げる」と述べ、「ブット家の党」と言われるPPPの顔になったことを流暢(りゅうちょう)な英語で表現した。
母が女性として初めて同国首相に就任する約2カ月前の1988年9月に生まれ、母の亡命先のロンドンやアラブ首長国連邦のドバイで育った。祖父や母も学んだ英オックスフォード大に在学。母は、妊娠中に選挙運動をしたことから「パキスタンでもっとも議論を呼び、もっとも祝福された子どもだった」と語っていた。地元の言葉で「比類なき人物」などの意味がある聖人の名を引用し、ビラワルと命名したという。地元紙の取材に「射撃や水泳、乗馬が趣味」と答えたスポーツマンでもある。
産経新聞 - 12月31日8時1分)

枯れないように。