大相撲は必要ない

「朝青が横審にも謝罪したい」高砂親方が虚偽報告…とっさに思いつき暴露

大相撲の横綱審議委員会が26日、両国国技館で行われ、横綱朝青龍(27)=高砂=が再来日する30日に臨時の会合を開くことを決定。会合では朝青龍本人を呼んで仮病疑惑に端を発した一連の騒動への事情説明と謝罪を求める。ただ、臨時会合が決まった経緯は師匠の高砂親方(元大関朝潮)のフライング発言が発端。果たして朝青龍が横審に謝罪するのか。会見をするしないで二転三転したこの夏の迷走劇の第2幕にならなければいいが…。
委員会後の会見だった。横審の海老沢勝二委員長が「高砂親方から、朝青龍本人が横審にも謝罪したいという気持ちを持っているということを聞きました」と発表。これを受けて石橋義夫委員は「一日も早く謝罪してほしい。本人が来るなら臨時の会合を開きます」と断言した。そして朝青龍が再来日する30日に謝罪会見を終えた直後、横審が臨時の会合を開き、朝青龍を呼んで謝罪と説明を求めることがトントン拍子に決まった。
すべては朝青龍自身の申し出から始まったと思われた。ところが高砂親方は、「私が、横審に謝った方がいいと思って言った」と告白。謝罪申し入れは朝青龍の考えではなく、親方のとっさの思いつきだったことを暴露した。肝心の朝青龍には「これから本人に言う」としたが、本人があずかり知らぬ所で話が勝手に決まってしまった。
角界では、師匠の命令は弟子にとって絶対。高砂親方朝青龍に「横審に出て謝れ」と命じれば、従うのが当たり前だ。しかし、この師弟は今年の夏に会見を開く開かないで二転三転した前科がある。しかも結果的に、朝青龍高砂親方が命じた会見を行わずにモンゴルに帰国した。
今回は師匠のフライング発言によって、横審が臨時の会合を決定するまでに事態が発展。内館牧子委員が「朝青龍には自ら辞めてほしい」と改めて引退を勧告するなど、あの夏のような迷走は許されない状況に入っている。「委員のみなさんは直接、朝青龍から話を聞きたがっています」と海老沢委員長。朝青龍が「聞いてない」と突っぱねたらどうなるのか。嵐の30日になりそうだ。


◆海老沢委員長ノルマ「13勝」 海老沢委員長は、朝青龍初場所でのノルマを掲げた。「やはり横綱ですから、優勝争いをしてもらわなければ困ります。優勝と言えば最低でも13勝です」と具体的数字を突き付けた。2場所の出場停止明けですぐに13勝はかなり高いハードル。一方で石橋委員は「2場所も休んでいた朝青龍が優勝したら相撲の人気はもっと落ちてしまう」と他の力士の奮起も促していた。


高砂親方の迷走劇場 ▽説得失敗(8月10日) 心の病で帰国を求める朝青龍に会見するよう説得に出向くが失敗。一度協会に戻り、再び出向くドタバタぶり。 ▽同行帰国(8月29日) 朝青龍の帰国に同行も、モンゴル滞在はわずか35時間。9月1日の帰国会見では「ダブルアーチの虹を見た」。「お湯がツルツル」などお気楽発言を連発。 ▽TBS問題(10月22日) 朝青龍の撮影を求めたTBSの番組に関し、謹慎中にもかかわらず広報部長として一度は許可。すぐに取り消したが「すべてはオレの責任」と謝罪。
(スポーツ報知 - 11月27日8時0分)

明治神宮にも奉納される、神聖なるもの、という意識はないのかね。
相撲協会から何から、すべて解体すべきでは・・・