そうなるわなぁ。

<福岡いじめ自殺>同級生3人を書類送検へ ふざけ逸脱
福岡県筑前町立三輪中2年の森啓祐君(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺した問題で、福岡県警は19日、自殺直前に森君を校内のトイレで取り囲んでズボンを脱がそうとしたとして、同級生5人のうち当時14歳の3人を暴力行為法違反(集団暴行)容疑で書類送検し、同13歳の2人を同じ非行事実で児童相談所に通告する。一連のいじめ行為を精査した結果、トイレでの行為は日常の「ふざけ合う行為」から逸脱した暴行に当たると判断したとみられる。
調べや同町の調査委員会の報告書などによると、昨年10月11日の6時間目終了後、5人がトイレで取り囲み、押さえつけてズボンを下ろそうとしたほか、学生服のボタンを外したりした。抵抗されたため途中でやめた。
この日、森君が授業中などに「死にたい」と漏らしていたため、「うそだろう」などと言いトイレで取り囲んだという。帰宅後、「いじめられてもういきていけない」と書いた遺書を残し、自宅で自殺した。
トイレには計10人の生徒がいたが、県警は実際に押さえつけた5人の行為を「集団暴行」と判断した。このうち当時14歳未満だった2人は少年法の規定で刑事責任を問えない。また、県警は5人の年齢や行為を考慮して処罰は求めず、専門機関での立ち直りを促す意見を伝えるとみられる。
昨年12月、町の調査委員会は最終報告書で複数の同級生が1年生の時から行ってきたからかいや冷やかしを「いじめ」と判断し、この蓄積が精神的苦痛を与え、自殺に至った最も大きな原因の一つと指摘。県警はこうした行為についても調べたが、立件対象をトイレでの出来事に絞った。
いじめ自殺を巡っては、94年11月に愛知県西尾市の大河内清輝君(当時13歳)が「いつもお金を取られていた」との遺書を残し自殺した問題で、同級生4人が恐喝容疑で書類送検され、全員が少年院送致などの保護処分を受けたケースや、鹿児島県知覧町で96年に自殺した中3男子生徒を殴ったとして、同級生6人が暴行容疑で書類送検された例などがある。
毎日新聞 - 02月19日 03:10)

あとは、司法判断に委ねるのみ。