軍と言う視点で考えた方がいい

自衛隊作戦、統幕に一元化 防衛省 来月にも策定新手順
産経新聞 2月29日(月)7時55分)


防衛省が、有事の際などを想定した自衛隊の作戦計画「統合防衛及び警備基本計画(基本計画)」を策定する際の新たな手順を、3月中にも決定する方針を固めたことが28日、分かった。防衛官僚(背広組)を中心とする内部部局が担っている計画起案などの役割を、自衛官(制服組)を中心とする統合幕僚監部に一元化することが柱となる見通し。ただ、内局からは権限移譲に反対する声も上がっており、省内では最終調整が続いている。
基本計画は自衛隊最高レベルの作戦計画で、必要に応じて見直されている。特定秘密に指定されているため内容や改定時期は明らかになっていないが、次の見直しでは安全保障関連法や再改定された日米防衛協力の指針(ガイドライン)も反映される。
現行では基本計画の策定に当たり(1)指針となる「大臣指示」を内局が起案(2)指針に基づき統幕が具体的な計画案を作成(3)内局が防衛相に承認を申請−という手続きを踏む。3月中に決定する新たな手順では、統幕が全ての手続きを担う方向で調整が進んでいる。
昨年6月に成立した改正防衛省設置法により、制服組と背広組の対等な立場が明確化。部隊運用に関しては制服組、政策に関しては背広組が担当し、それぞれの立場から防衛相を直接補佐する態勢に改めた。
統幕幹部は「基本計画は部隊運用の根幹ともいえる存在で、統幕が策定手続きを所管するのが妥当だ」と指摘する。これに対し、内局の一部は法改正後も「防衛・警備に関することの基本と調整」などは内局の所掌事務に規定されていることを理由に、従来通りの役割分担を主張している。河野克俊統合幕僚長は25日の記者会見で「いかに大臣を補佐するのがベストかという観点で決めればよい。権限をよこせという話ではない」と指摘した

さっさと決めろよ・・・。

気持ちよく寝たいだけなんだ

低周波音で「不眠」「食欲低下」…健康被害の相談、年200件超
(読売新聞(ヨミドクター  2月28日(日)21時20分)


機械などから出る低周波音への苦情が増えている。不眠や食欲低下などの健康被害を受けたとして、全国の自治体に寄せられる相談は年200件を超え、20年前の5倍以上になった。この間、省エネ対策で急速に普及した家庭用発電装置や給湯機器が発生源の一つとされ、隣人間のトラブルが裁判に発展するケースも出てきた。国は、こうした低周波音が不快感を生じさせることがあると認め、健康被害との関連を調べている。
◆静かな騒音
神戸市内の一戸建てに住んでいた女性(61)は2010年12月、夜明け前に「ブーン」という耳慣れない音で目覚めた。室内の電化製品に異常はなく、窓を開けると、前日に引っ越してきた隣家の家庭用燃料電池エネファーム」から聞こえる音とわかった。一定の低い音が24時間途切れず、それから3日間眠れなかった。食欲が落ち、胸に痛みなども感じて11年3月、近くのマンションに転居した。
女性はインターネットなどで原因を調べて低周波音の影響と考え、14年2月、被害防止に取り組むNPOを設立。相談があった約160人の8割超が睡眠障害を訴え、5割近くが胸の圧迫や痛みを感じていた。ただ、低周波音は人によっては聞こえず、被害が理解されにくいのが実情という。
女性は一戸建ての自宅を残しており、15年6月、隣人やメーカーにエネファームの撤去などを求め、大阪地裁に提訴。「静かな騒音の存在を知ってほしい」と訴えるが、被告側は訴訟で、「健康被害との因果関係は不明。撤去義務はない」と反論、全面的に争っている。
◆20年で5倍
環境省によると、全国の自治体に寄せられる低周波音への苦情は1980〜90年代に年20〜40件程度だったが、2000年代に急増。08年度には200件を超えた。中でも「家庭生活」を発生源とする苦情が増えており、省エネ用機器もこの中に含まれるという。
この傾向は、家庭への省エネ用機器普及の動きと重なる。業界団体によると、例えば家庭用ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の出荷台数は累計で04年に10万台、07年に100万台を突破し、現在では約480万台に上っている。
環境省は、こうした省エネ用機器が低周波音を発することを確認。エアコンの室外機なども同様の低周波音を出すが、夜間に長時間稼働する省エネ用機器は、苦情につながりやすいとみられる。
◆因果関係
環境省は07年に作成した市民向けパンフレットで、低周波音について「不快感を抱く人もいる」としたうえで、「寝室を変える」「窓の揺れを抑える」などの対策を呼びかけたが、健康被害との因果関係については、今も「調査中」(担当者)と慎重な姿勢だ。
一方で、低周波音が健康に影響を与えていることをうかがわせる事例もある。
消費者庁消費者安全調査委員会(消費者事故調)は14年12月、隣家のエコキュートで不眠や頭痛などを発症したとする群馬県高崎市の夫妻の訴えに対し、「低周波音が関与している可能性がある」との報告書を公表。15年11月には、同様に苦情が相次ぐエネファームや家庭用ガス発電・給湯暖房システム「エコウィル」に関しても健康被害との関係を調べることを決めた。
エコキュートの普及に取り組む一般社団法人・日本冷凍空調工業会(東京)は設置業者向けのガイドブックで、周辺の住宅に配慮するため▽寝室のそばへの設置を避ける▽稼働音の反響を軽減するため壁から距離をとる▽隣家の窓と向き合わないように設置する――などの対策を促している。担当者は「健康被害との関連が不明でも苦情が出ている以上、注意喚起に努める」と話す。
低周波
1秒間に空気が振動する回数(単位はヘルツ)を周波数といい、回数が少ないほど低い音として聞こえる。バスやトラックのエンジン、変圧器、ボイラーなどから発生し、環境省によると、おおむね1〜100ヘルツの範囲。音が小さい場合、人によって不快感や圧迫感を覚えたり、あるいは何も感じなかったりと、聞こえ方が異なるという。

難しいなあ。。

これ考えた人にお会いしたいわ。

ニジマス「俺って外来種らしい」「マジ?www」 水族館のLINE風の解説がスゴイ 面白くてためになる
(withnews 2月26日(金)16時46分)


北海道北見市にある「北の大地の水族館(山の水族館)」の館内にある解説板がツイッター上で話題になっています。ニジマスに関する説明が、メッセージアプリ「LINE」風になっているのです。それだけでも十分に目を引きますが、若者言葉で繰り広げられる会話の中身も「オチが面白い」と評判になっています。作成した副館長に話を聞きました。
山の水族館とは
2012年にリニューアルした「山の水族館」は、東京のサンシャイン水族館などを手がけた水族館プロデューサー・中村元氏が展示の企画やデザインを担当。冬には屋外に設置された「四季の水槽」の水面が完全結氷し、氷の下で泳ぐニジマスやヤマメなどをガラス越しに観察できます。
そんな水族館の「四季の水槽」に設置された解説板。ニジマスやヤマメ、ウグイなどが泳ぐ水槽の横に、ニジマスが「謎の魚」とLINE風の画面でやりとりしています。

◆これが話題の解説文


 ニジマス「俺って外来種らしいんだけど知ってた?」
 謎の魚「は?マジ?www」
 ニジマス「マジ笑えねーガチで在来種だと思ってたわ」
 ニジマス「なんかひぃひぃひぃひぃひぃじいちゃんくらいがアメリカ?から連れてこられたらしいわ」
 謎の魚「まじかよ」
 謎の魚「でも別にお前悪くなくね?釣ったら楽しいとか食ったらうまいとか人気じゃね?」
 ニジマス「なんか、イトウとかいうヤツと繁殖期とか繁殖場所がかぶるらしくてダメとか言われたwwwいみわからんw」
 謎の魚「マジかーないわーじゃあイトウがいねーとこなら問題なくね?この辺だったらいねーからいいじゃん」
 ニジマス「俺って魚食うの好きじゃん?だからヤマメとかオショロコマとか食うのも良くないらしいんだよねーマジ絶望」
 謎の魚「俺の兄弟食ったのお前かよ」
 謎の魚「絶許」


ニジマス外来種
途中まで好意的に話していた謎の魚が実はヤマメで、兄弟を食べられたことを知り、怒るというオチです。
この解説板を見た人が画像つきでツイッターに投稿すると、リツイートは1日半で1万5千を超えました。
環境省などがつくっている「生態系被害防止外来種リスト」によると、ニジマスは「適切な管理が必要な産業上重要な外来種」とされています。
日本へは1877年にカリフォルニア州から卵が持ち込まれたのが最初で、九州以北の冷水域で養殖され、釣魚として大量に放流されているそうです。また、在来魚類との競合や捕食が懸念され、北海道では在来サケ科魚類と競合しており、一部地域では在来種を駆逐しているとあります。
水族館の解説文は、目を引きつつも、勉強になり、笑いもとれる仕掛けになっているようです。
◆作成した副館長に聞きました
なぜ、こんな解説板を思いついたのか? 作成した副館長の山内創さん(28)に話を聞きました。

 ――思いついたきっかけを教えて下さい

「北海道ではニジマスは釣りや放流で地元に根付いており、外来種と知らない方が多くいらっしゃると感じていました。そこで、このことを伝えたいと思ったんです」

 ――なぜLINE風にしたのですか

「水族館の解説板は9割方、読まれていないと言われています。どうしたらニジマスのことを知ってもらえるかと考えた結果です」

 ――若者言葉ですね

「若い来館者がそれほど多くないので、若い人に意識してもらえたらと工夫しました。若い人に聞かずに書いたので、ちょっと自信はありませんが」

 ――オチまでついています

「これも最後まで読んでもらうための工夫です」

 ――「面白くて、ためになる」と評判です

「思いつきでつくったものなので、反響にびっくりしています。たくさんの人に拡散することで水族館のことも知ってもらえますし、ニジマスの生態についても伝えることができたと思うので、うれしい限りです」

聞いていないと言いつつ、超絶ネット民のニオイがするのは気のせい?