どびんむしがたべたい

マツタケ、ちょっと身近に…国産豊作で3割安
秋の味覚の王様、マツタケが、今年はちょっと身近になりそうだ。
夏に雨が多く残暑が短かったため、国産品が近年にない豊作。価格も昨年より3割ほど安くなっている。
東京の日本橋高島屋にある青果店「京都八百一」では、岩手県産のマツタケが1箱(4、5本入り、約300グラム)3万5000円(税込み)で、例年より3割程度安い。山田真伍副店長は「進物用に買う客が多い。今年のマツタケは香りが良く品質がいい」と話す。西武池袋本店でも、国産マツタケが昨年より2〜3割安く、売り上げが2割増えたという。
青果卸大手の東京青果によると、9月の国産マツタケの取扱量は昨年同月比13%増。岩手産は1キロ・グラム2万4000円程度で約1割安かった。林野庁の統計では、国産マツタケの生産量はここ数年、10〜40トンで推移しており、今年は昨年の42トンを上回りそうだ。
(読売新聞 10月3日(土)15時16分)

でも高いな(笑)

ベスト8は望み薄

ラグビー日本、サモア破り初のW杯2勝 8強に望み
ラグビー:W杯イングランド大会・日本26−5サモア>◇1次リーグB組◇3日◇ミルトンキーンズ
日本(世界ランク12位)が、サモア(同11位)を26−5で破り、初の1大会2勝を挙げて悲願の8強入りへ望みをつないだ。
日本は前半8分、五郎丸のPGで3点を先制。同24分、日本は2人をシンビン(10分退場)で欠くサモアを攻め、残り10メートルから日本ボールのスクラムとなり、認定トライを決める。五郎丸のコンバージョンも決まり、10−0とリードを広げた。
五郎丸は同34分にもPGを決める。さらに前半ロスタイム、WTB山田がトライを決め、五郎丸も右側いっぱいからの難しいコンバージョンを成功。守りも冴え無失点で、20−0と大きくリードして前半を折り返した。
後半に入っても、日本のディフェンスが光る。日本の徹底した激しいタックルに加え、リードされている焦りからかサモアのミスが目立つようになる。後半8分、五郎丸がPGを決め後半も日本が先に得点。同19分にも五郎丸がPGを成功させる。
サモアは後半24分、日本のミスからボールを奪うと、陣形の崩れた隙を突いてCTBペレスがトライ。コンバージョンは失敗したが、ようやくこの試合初の得点を挙げる。しかし、日本はそれ以降追加点を許さず、リードを守りきった。
1次リーグ最終戦で日本は、11日(日本時間12日)に米国と対戦する。
(日刊スポーツ 10月4日(日)0時25分)

日本大会が盛り上がるいい材料ができたのは間違いない。

やめちまうのは簡単だ

「ぎょう虫検査」継続か廃止か?悩む自治体、国の義務本年度限り
寝起きのおしりに青いセロハンをぺたっ−。多くの人が経験のある「ぎょう虫検査」が来年度からなくなるかもしれない。「陽性率が1%以下で全員を調べる必要はない」として学校保健安全法の施行規則が改正され、必須項目から削除されるためだ。ただ、文部科学省は地域の実情に応じて継続するか判断するよう促しており、陽性率が全国平均より高めの九州の自治体は頭を悩ませている。
ぎょう虫は2〜13ミリ程度の細い虫。感染すると就寝中に肛門の周りに産卵し、かゆみを引き起こして集中力の低下や寝不足、炎症につながるとされる。家庭内感染が多いため、家族全員が薬を飲んで駆除する必要がある。
文科省によると、ぎょう虫検査は同法の前身、学校保健法が1958年に制定されたのと同時に、小学3年以下で義務化された。かつては「国民病」とされ、終戦間もない49年度は小学生の陽性率が63・9%だった。その後、衛生環境の改善に伴って低下し、2002年度に1%を切った。14年度には0・1%に。こうした状況を踏まえ、15年度限りで必須の検査項目から削除することにした。
一方、陽性率には「西高東低」の傾向がみられる。東北や関東が0・1%を下回るのに対し、九州各県は福岡0・5%▽佐賀0・7%▽長崎0・5%▽熊本0・3%▽大分0・9%▽宮崎0・1%▽鹿児島0・1%。文科省も今年4月の規則改正と同時に「一定数の陽性者が存在する地域は、今後も検査の実施や衛生教育の徹底を」と通知した。
検査の継続は市町村教育委員会の判断となるが、九州の県庁所在地と政令市のうち、廃止を決めたり、廃止の方向で検討したりしているのは長崎市鹿児島市のみ。
13年度の陽性率が0・9%だった福岡市は「専門医の意見を聞き、学校の事務負担も考慮して年明けまでに決めたい」。「検査費は1人約100円で心臓検診などと比べて安く、手間も少ない。それで異常が見つかる子もおり、無駄とは言い切れない」(熊本市)、「やめるときは慎重にしたい」(大分市)、「他の政令市の動向を見極める」(北九州市)など迷っている。
寄生虫学が専門の長谷川英男大分大名誉教授は「陽性の子をプールに入らせないなど、学校は過剰な対応をしがちで、いじめの対象になりかねず、弊害もあった。命に関わる病気ではないので、自覚症状が出たときに各自が医療機関で検査すればいい。学校は症状に伴ういらいら、爪かみなどがある児童に検査を促してほしい」と廃止を肯定的に捉える。
西日本新聞 10月3日(土)7時10分)

なくなったわけではない。
禍根を残さなければいいが。

すごっ!

下半身不随の男性、脳波読み取りで自ら歩行に成功
26歳の米国人患者は、5年前に事故が原因で両脚の機能を失った。
カリフォルニア大学アーヴァイン校の研究チームによる「脳と脚の連携を回復させる」試みにより、患者はロボット義肢を利用せずに自分の脚で再び歩くことができるようになったという。
男性患者は、脳波をコンピューターに無線送信する電極が取り付けられたキャップを被って、3.5mのコースを歩くことに成功した。コンピューターに送られてきた患者の脳波を読み取り、「歩行するか」または「じっと立っているか」という指示を男性患者のベルトに取り付けられたマイクロ・コントローラーに対して伝えることで、患者の「脚の神経を刺激する」という仕組みだ。
「システムを患者とつなげば簡単に稼働するようなものではなく、患者側のさまざまな訓練が必要だ」と研究チームは『Journal of Neuroengineering and Rehabilitation』誌に報告している。
(この手法では)システムが理解できるくらい「明確な脳波」を患者自身が出さなければならない。そのためキャップを被って、画面上の文字を動かすことから始め、続いて上から完全につり下げられた姿勢で、脚の動かし方を学ぶ。そして床の上を歩けるように、こうした動きをスムーズに訓練していった。自分の体重を支えられるよう筋トレも必要だった。
研究チームによると、患者の歩行を助けるために約20回のトレーニングを行い、計約19週間の作業が必要だったという。最終的に患者は、システムとの基本的なやりとりを維持しながら歩行することができた。
システムは「左脚を前に出して歩く」もしくは「右脚を前に出して歩く」といった信号を読み取るのではなく、「歩く」または「歩かない」という信号を主に区別していた。つまり患者ができる動きはまだ限られている。
研究チームによれば、今回の概念実証では、歩行機能を失ってから数年経た状態であっても、歩行に必要な脳波を患者が出せることを証明することが重要だったという。
麻痺患者の脳にセンサーを埋めこみ、ワイヤレスで周囲の機器の操作を行う「ブレインゲート(日本語版記事)」やその後継装置のように、脳波をもっと正確に拾って読み取ることができる次世代システムであれば、これと同じ概念でもっと完全に動きを回復することができる可能性があるだろう。
次の課題はバランスや正確さのための信号と、歩行のための信号をコンピューターが混同しないようにして、システムがもっと自然なさまざまな動きを解釈する方法を見つけることだという。
(WIRED.jp 10月2日(金)12時30分)

いくら訓練が必要だと言っても、不可能の領域に踏み込んだわけだから、すごいといわざるを得ない。