シフトチェンジ

東京チカラめし、ついに普通の牛丼に参入
焼き牛丼で業界を席巻した「東京チカラめし」。同業態をチェーン展開する三光マーケティングフーズで、「Nプロジェクト」と呼ぶ計画が密かに進められていることが明らかになった。
■ Nプロジェクトは“煮る”プロジェクト
Nプロジェクトの“N”とは“煮る”の頭文字をとったもの。3月27日に出店したチカラめし新丸子店(川崎市)では焼き牛丼の代わりに、従来の牛丼チェーンのような“煮る牛丼”を販売している。価格も焼き牛丼が並盛り320円であるのに対し、煮る牛丼は同290円と安めの価格設定となっている。
チカラめしでは、こうした煮る牛丼を、5月末時点で神田南口店(東京都千代田区)など9店舗で展開している。三光マーケティングフーズでは、「あくまで実験的な取り組み」と説明するが、3月から5月までの間に出店したチカラめし11店中、9店舗が煮るタイプの牛丼を出す店となった。
従来のチカラめしでは、焼き牛丼を提供するために専用に開発したオーブンを使っている。しかし“煮る牛丼”業態の店にはオーブンはなく、鍋だけが置かれている。このタイプの店では厨房機器そのものが違っており、チカラめしが焼き牛丼から煮る牛丼へと出店の軸足を移しているのではないかとも思わせる状況だ。
煮る牛丼に特化した方が厨房の設備投資が軽くなる可能性があり、調理スタッフの業務も簡素化されそうだ。「とにかく提供に時間がかかる」と指摘されていた焼き牛丼に比べ、客席回転率の改善にもつながる。
■ 牛丼業界で存在感増すが、足元の業績は不調
牛丼業界ではすき家吉野家松屋の3社が、煮る牛丼をメニューの中心に据えて展開していた。
これに対して三光マーケティングフーズは、焼き牛丼を中心に据えたチカラめしで2011年6月に牛丼業界へ参入。翌12年6月末には累計88店となり、今年の6月末には同135店舗になる見通しだ。今期(12年7月〜13年6月の1年間)については、期初に掲げた年間90店という出店計画に比べると大幅に未達となるが、年間出店数は50店前後になりそうだ。
牛丼3強と比べても、すき家の1913店、吉野家の1192店、松屋の996店(いずれも3月末時点)にはまだ及ばないものの、存在感を増しつつある。
もっとも、チカラめし事業が急拡大する一方で、三光マーケティングフーズ全体の業績は低迷している。
同社が5月上旬に発表した2012年7月〜13年3月期(第3四半期までの9カ月累計)決算によると、売上高196億円(前年同期比1.9%増)、営業利益1.7億円(同89.1%減)と大幅な減益に沈んだ。不振店の閉店や減損に伴う損失を計上したこともあり、通期(12年7月〜13年6月の1年間)の業績見通しについても、同社は今期すでに2度目となる下方修正を発表した。
■ 低価格店ブーム去り、居酒屋業態は変調
大幅な減益を余儀なくされたのは、チカラめしの出店費用がかさんだことや、牛肉やコメなど食材価格が高騰したことに加え、売上高の8割程度を占める「金の蔵Jr.」など低価格居酒屋が不振にあえいだため。
もともと居酒屋を事業の中心としていた三光マーケティングフーズは、2009年に低価格居酒屋に参入。自社店舗を次々と1品270円均一の低価格業態「金の蔵Jr.」に変え、業界を席巻した。低価格居酒屋ブームが終焉し、居酒屋業態の同業他社が軒並み業績を低迷させる中でも、同社の営業利益率は10%前後に達するなど好調を維持していた。
ところが2012年後半から様相が一変し、居酒屋事業が低迷する。既存店売上高は前年比85%程度に低迷。書き入れ時の昨年12月も売り上げが振るわず、足元での大幅な減益につながった。
居酒屋業態の変調を受けて、同社は女子会メニューの拡充やイタリア食材フェアなど付加価値の高いキャンペーンを実施したものの、思ったような効果は上がっていない。水面下で低価格から中価格帯への業態転換など抜本的な居酒屋テコ入れ策を模索しているが、効果は未知数だ。
■ “煮る牛丼”の成否にチカラめしの成長懸かる
こうした中で三光マーケティングフーズは来2014年6月期(13年7月〜14年6月)もチカラめしを中心に50店程度の出店を行う見通し。ただ、食材費が高止まっていることに加え、居酒屋の既存店売上高の減少に歯止めがかかりそうにないことから、業績の急回復は難しい状況とみられる。
三光マーケティングフーズの平林実社長は、チカラめし業態で牛丼業界に参入した当初、「数年以内に1000店舗体制を築く」と意気込んでいた。しかし、出店スピードが減速するに従って、チカラめしの店舗数の中期目標が示されることはなくなった。
牛丼に詳しいある業界関係者は「大手も出店縮小している。牛丼はオーバーストア状態だ」と指摘する。チカラめしが再び成長を加速させられるかどうかは、煮る牛丼の成否に懸かっている。
東洋経済オンライン 6月1日(土)6時0分)

そんなに出店しても、ねぇ。
牛丼屋多すぎです。

いろんなものが出没する大阪

毛虫、謎の大発生 薬剤散布も追いつかず 生駒・交野市境
奈良県生駒市大阪府交野市の府県境付近で、ガの一種「マイマイガ」の幼虫とみられる毛虫が大量発生し、市民から両市などに通報が相次いでいる。過去に20年ほどの周期で大量発生した例はあるが、原因は不明で、生駒市は駆除に追われている。専門家は「成虫になって拡散し、来年さらに広範囲で大量発生する可能性もある」と指摘する。
生駒市によると、最初に情報が寄せられたのは5月13日。その後も連日のように「木が毛虫だらけ」「壁一面に毛虫」などの通報が相次いだ。数百匹の毛虫が公園を埋め尽くしていた例も。交野市の「大阪府民の森」でも大量発生した毛虫が手すりなどを覆ったという。
マイマイガの生態に詳しい東京薬科大の東浦康友教授(生態学)や生駒市によると、過去には平成14年に北海道で、20年には岩手県で大量発生。関西では昭和46年に京都、滋賀、和歌山の各府県で、平成5年ごろには大阪府能勢町で大量発生した。幼虫には殺虫剤が効くが、成虫が大量発生すると殺虫剤では追いつかない。小さい子供や肌の敏感な人が触れると、かぶれる例もある。
生駒市では、小学校の通学路に毛虫が大量発生し、木から次々と落ちてくるため「何とかして」と保護者や学校が要望。市は専門業者に委託して薬剤をまいている。職員も薬剤散布のため公園などを回っているが、大量発生は収まる気配がない。市の担当者は「生活環境を維持するため、出た先で駆除していくしかない」とため息をついている。
産経新聞 6月1日(土)15時10分)

原因がわからないんじゃ、ねぇ。

軍備=右翼じゃない

<小野寺防衛相>「日本右傾化は誤解」 アジア安全保障会議
小野寺五典防衛相は1日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議の講演で、日本の「右傾化」批判に対して「まったくの誤解だ」と反論した。日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長従軍慰安婦問題を巡る発言についても「安倍政権はそのような野党党首の発言や歴史認識にくみしない」と強調した。国際社会で広がりつつある日本の右傾化への懸念に対し、異例の釈明を行った。
小野寺防衛相は橋下市長の発言について「日本の過去の歴史に関し、不適切な発言を繰り返し、周辺国の誤解と不信を招いた」と正面から批判。「安倍内閣アジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受けとめ、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明するという歴代内閣と同じ立場を引き継いでいる」と改めて強調した。
歴史認識を巡り「日本が右傾化している」との見方が広がれば、米国との協調など日本の安全保障環境にも悪影響が出るとの認識から、小野寺防衛相は各国防衛担当者が顔をそろえた場で、明快な反論を試みたとみられる。
一方、小野寺防衛相は自衛隊の防衛力強化の取り組みや、集団的自衛権を巡る議論について「日本が地域安定に向け、より能動的で創造的な貢献を行うことを目的としたもので、国際社会全体の利益と合致する」と主張した。
沖縄・尖閣諸島問題を巡り、小野寺防衛相は「瓜田(かでん)に履(くつ)をいれず、李下(りか)に冠を正さず」との中国の故事を引き、紛争を予防するために「相手に疑われたり怪しまれたりすることはあえて行わない」と述べ、海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射や領海侵入などを行う中国への批判をにじませた。
毎日新聞 6月1日(土)12時26分)

でも、着々と武装化してるのはホントでしょ?

勝っちゃった♪

日本ハム>大谷初勝利 笑顔なし「内容に納得がいかない」
日本ハム7−3中日●(1日・札幌ドーム)
外野手として出場し、2安打を放った開幕戦から遅れること約2カ月。投手としてプロ初勝利を挙げた日本ハム・大谷は「今日は勝たせてもらった」と笑顔を見せない。「初ヒットと同じぐらいうれしい」と言いながらも、「内容に納得がいかない」と表情は硬かった。
直球のスピードは最速156キロをマークしたが、捕手が構えた場所にはほとんど行かなかった。二回には先頭のルナ、続く和田と連打を許し、1死後、山崎に死球を与えて満塁から、藤井に左犠飛を打たれて、先取点を許した。三、四回にも1点ずつを失った。味方打線の援護のおかげでリードしたものの、四回を終えたところで栗山監督が「こんな内容で勝たせていいのか」と交代を考えるほどだった。
しかし、「勝ってこそ前に進める」(栗山監督)と送り出された五回のマウンドでは、力強かった。堂上直をスライダーで空振り三振、森野を150キロの直球で一ゴロに打ち取ると、セ・リーグ打率トップのルナには直球を連投して力勝負。最後は153キロの速球で中飛に仕留め、勝利投手の権利を得て、この回限りで降板した。「五回は『これで最後』と切り替えられたのが良かった」と大谷。
本人にとっては収穫は五回の投球ぐらいだったようで、「高めに浮く球も多かったし、ストライクを取ろうとすると甘くなって打たれた」などと反省点ばかりを挙げた。しかし、黒木投手コーチは「状態が悪いのに、勝ち星がついたのは大きい。精度を上げていけばすごい投手になる」。改めて投手としての今後に、期待を高めていた。
毎日新聞 6月1日(土)20時43分)

個人的にはピッチャーでやってもらいたいですけどね。
せっかく勝ったことだし。