どっちへ行く?

北海道 100年ぶり14支庁再編
北海道の14支庁を9総合振興局に再編し、その下に5振興局を置く北海道の支庁制度改革関連条例案は28日早朝の第2回定例道議会本会議で、与党の自民党・道民会議と公明党などの賛成多数で可決、成立した。1910(明治43)年に現行の支庁体制となって以来、再編は初めて。約100年続いた支庁は北海道に深く根付いた地域単位で、再編後は道政のみならず道民生活の変化につながる可能性もある。
支庁制度改革は高橋はるみ知事が2期目の公約として掲げ、行財政改革の柱と位置付けていた。条例施行日は、支庁再編後も道議会議員の選挙区を現行のまま維持するため、国会で公職選挙法が改正された後に定める。道は来年4月1日施行を目指し、今後、国と調整に入る。
総合振興局は、現行支庁の2部門(地域振興、産業振興)体制から、地域振興・管理▽道民生活▽産業振興▽社会資本−−の4部門に組織改正し、政策立案の機能やトップの権限を強化。職員数や業務量は支庁と同等の規模とする。
毎日新聞 - 6月28日11時12分)

さらに細かくなるのか、道州制へと向かうのか・・・

著作権ははっきりすべきだよ

人気漫画「軍鶏」謎の休載の舞台裏 著作権めぐり訴訟トラブル


■漫画家VS.原作者のバトル
青年漫画誌「イブニング」(講談社)に連載され映画化された人気漫画「軍鶏(しやも)」をめぐり、漫画家と原作者が著作権を争い、東京地裁で訴訟になっていることが27日、分かった。訴えた漫画家側は「ストーリーも人物設定もすべて自分が作り上げた」と主張している。漫画業界でこうした著作権トラブルは少なくないが、訴訟に発展するのは珍しいという。「軍鶏」は今年1月から休載が続いており、ファンの間では「謎の休載」と話題になっていた。
原告の漫画家、たなか亜希夫さんは原作者の橋本以蔵さんを相手取り、作品の著作権者がたなかさんであることの確認や単行本の著作権料約1億5000万円の支払いなどを求めている。27日開かれた第1回口頭弁論で、橋本さん側は争う姿勢を示した。
「軍鶏」は、優等生だった主人公が自分の両親を殺害後、少年院で空手を身につけ、格闘家らと戦うというストーリー。訴状によると、平成10年に「漫画アクション」(双葉社)で連載が始まり、16年からイブニングに移行。単行本は25巻で約530万部が発行され、今年5月に映画化された。
たなかさんは、「橋本さんは連載当初に大ざっぱなあらすじが書かれた原稿しか出しておらず、ストーリーやキャラクター設定、せりふなどすべて自分が行った」とし、「軍鶏は自分が単独で創作した作品」と主張している。
橋本さんは「弁護士に任せており、コメントできない」としている。
著作権に詳しい弁護士によると、漫画界で原作者と漫画家のこうしたトラブルは珍しくないが、訴訟にはならず、水面下で解決することが多いという。
訴訟で争ったケースとしては、人気少女漫画「キャンディ・キャンディ」が知られる。このケースでは原作者が絵に対する著作権があると訴え、最高裁は「漫画はストーリーに基づく二次的著作物」と認定し、原作者にも絵の著作権を認めている。
業界に詳しいコラムニストの夏目房之介氏は「漫画界には契約書を交わす慣習が少なく、原作者と漫画家の仕事の分担もあいまい。それでも著作権料は折半が多く、漫画家が怒るのも無理はないかも。しかし、漫画家はおとなしい人が多く、裁判沙汰(さた)になるというのはよほどのことだ」と話している。
産経新聞 - 6月28日8時0分)

それぞれに言い分はあるでしょうけど、真相に限りなくリアルな決着がついてほしい。